STANCE
スタンス
小さな組織の判断
小さな組織にとっての環境は決して穏やかではない。
求められることは増え続け、現場の負担は軽くならない。
一方で、働き方への対応も求められ、
現場の実感との間にズレを感じる場面も少なくない。
制度や仕組みは整えられていくが、それが有効に機能するとは限らない。
そこには、無視できないズレがある。
人は足りず、一人が担う役割は広がっていく。
技術、営業、財務。
それらすべてを、高い水準で成立させることは難しい。
どこかに必ず偏りが生まれる。
問題は、その偏りがあることではない。
それをどう扱うかである。
自社で抱え込むのか。
外と組むのか。
誰かに委ねるのか。
一つの組織で完結させようとすることには、限界がある。
だからこそ、視野を広げる。
関係をつくる。
役割を分ける。
そうすることで、
はじめて前に進む。
しかし、その判断には常に重さが伴う。
最終的に判断を下すのは現場である。
世の中の正しさは、絶えず揺れ動く。
ある時は正しいとされ、ある時は否定される。
その都度、空気も評価も変わる。
何を選び、何を手放すのか。
その判断を、自分で引き受けること。
それが経営である。
組織のあり方にも、さまざまな選択肢がある。
一つの形にこだわるのではなく、どう残していくか。
その視点で考えることも、必要になってきている。
周囲の空気や評価に従うのではなく、自分で選び続ける。
その積み重ねが、組織のかたちをつくっていく。